05/10/1998【 岐阜県 】
■岐阜のラーメン屋さん
ぴあランキング東海版の31位に載っていた「ユーミン」。
私の好みのような気がしたので、ちょっと足を延ばして行ってきました。(^^ゞ
(短い足なんですけど(爆))
すんごく遠いです。だいたい各務原市なんてどこにあるかわからない。(笑)
ましてや読めない。(追笑)「かかみはら」だそうです。
18時からなので、まずは岐阜駅へ行って2軒片付けてきました。
まずは「さっぽろ亭」。こちらはぴあランキング14位。
札幌に本部を置くフランチャイズらしい。
これだけだと絶対に行かないのだが
「このお店は他のチェーンとひと味違う。約20種類の素材を使って
醸造し、1年以上寝かした元タレを使用。休日はいつも行列。」
なんて、書いてあるモノだから、タクシー1300円ほど使って、
行っちゃいました。(そろそろタクシー代で2台目のベンツが買えるか?)
カウンターのみ30席。街道沿いで大きな看板が目立つ。
4時半頃でしたが満席3人待ち。回りを見渡すとほとんどが味噌を
食べているようなので、私も味噌を注文。
麺は、北海道から空輸しているらしい。麺は、「さっぽろ亭」という
箱があったので、自家製なのかな。
西山に近い麺でしたが、ちょっと柔かったです。
麺ザル6個に対して、麺を8ー10個入れるので、一つのザルに2玉
入る場合があります。これはいけませんねぇ。
回転を良くしたい気持ちはわかりますが、一玉ですら、麺ザルだと
あまり麺が泳げないのに2玉だと・・・・・・。
茹であげた麺をまず丼に入れて、フライパンで細モヤシを炒めて、そこにスープを
いれて少し煮込んだものを丼に注ぐという北海道式(札幌式?)。
上記したように麺は今一だったのですが(ちゃんと茹でればいい麺かも)
スープは、美味しかったです。かなり生姜が強く、生姜好きな私には好みでした。
生姜の強さだけではなく、ニンニクや他の素材も感じられ、コクがあり、
一口飲んで、完食だな、と思いました。(実際、完食でした。)
細モヤシが実は苦手なので(嫌いと言うほどではない)、太めの東日本に多い
モヤシだったらいいなぁ、とか、麺の茹で方がしっかりしていればなぁ、
とか、残念なことはありましたが、まぁ満足できました。
続いて、先日TVで見た「がん太」へ。
昔、車だん吉とコンビを組んでいたコメディアン出身のご主人。
アイデアマンで雅子さんの御成婚の時には「雅(みやび)」、
長野オリンピックの時もその関連メニューを。
そして、6/1からは998円(1998年に引っかけて)で
FIFA非公認地域限定1日20食限定のWカップラーメンを出すそうです。
で、今回注文したのは「あれ」700円。「“あれ”ください」と注文します(笑)。
札幌の「かとうラーメン」にある“いつものやつ”に匹敵する絶妙なネーミング。
麺は幅広で薄目の平打ち。航海屋(@阿佐ヶ谷他)に近い。
あっさり醤油味のスープに具がモツ・ザーサイ・ニラ・キクラゲ・豆など。
意外なのは、その具の中央にケチャップが載っていること。
さらには、別皿でマヨネーズと梅干しが付いてきます。(驚)
自称“全国初のマニュアル付きラーメン”だそうで、その説明書によると
まず、スープを飲む。麺(または具)を食べる。続いて、ケチャップを混ぜて
食べる。半分くらい食べて、マヨネーズを投入。でまた食べる。最後に梅干し
で締め。まぁ、説明書は必要ないのですが・・・・。(笑)
3種の味を楽しめるということです。
デフォルテのスープは、さっぱり感。ケチャップを加えるとコクが増します。
で、マヨネーズを加えると妙にマイルドに。
言葉にすると(映像を付けてもそうだと思いますが)きわもの系ですが、
妙に旨いんです。3種のスープがいずれも旨い。感心してしまいました。
具のモツ・ニラ・ザーサイも旨いです。もちろん、完食です。
このご主人、深夜になると、がん太パート2(屋台)で昔風の醤油ラーメンを
出していて、そちらも人気のようです。
さて、今回の主目的であった「ユーミン」へ。
新岐阜駅から名鉄各務原線で鵜沼宿駅へ。駅からも遠いのでタクシーがあるか
どうか心配でしたが、タクシーどころか駅もありません。(笑)
あっ、駅はありました。改札がありません。無人駅なのです。
だったら、最低料金で乗ってくりゃ良かった。(笑)
とぼとぼと探しながら歩き回るがなかなか見つからない。
ちょっとわかりにくい所にありました。
細長いガレージのようなお店。変わっています。
変わっているのは、外観だけではありません。
入口に予約表があって、そこに名前と人数を書いて、呼ばれるまで待ちます。
行列を作って並んでいる必要がない。駐車場の車で待っている人もいる。
長椅子も用意してあるのでそこで待つ人もいる。私は27番目でした。
待っている間に注文と相席でもいいかどうか聞いてくれます。
約30分待ちでしたが店内に入って座れると割と早く出てきます。
お冷やは、各テーブルに置いてあるレモン水。
頼んだのはチャーシューメン。チャーシューがウリのお店です。
厚さが1-1.5cmはある、ボリュームたっぷりの角煮のように柔らかい
チャーシューが3枚(200gあるらしい)。脂抜きから仕上げまで
4日間費やすそうです。さすがに、旨い。
スープは、カツオ・昆布・煮干しで取った和風のあっさり醤油味。
甘みもあり、まさに私の好みとする味。
麺は、細目の縮れ麺。コシがあり、これまた美味しい。
多めのネギと刻みノリが和風スープにマッチして、2軒完食の後ですが
そんな事は、忘れて完食。
いやぁ、無人駅のこんな辺鄙なところに(地元の方、御免なさい)
こんなに美味しいラーメン屋さんがあるなんて・・・・。
でも、いつも行列のようです。私が食べ終わって出るときも23人待ちでした。
近くにスガキヤがあったので、そこで甘味で締めて帰京しました。
満足の完食3連発でした。(^_^)
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