03/20/1999【 和歌山県 】
一泊二日二府六県拾伍杯之旅
99/3/20-21とラーメンの旅をしてきました。
【岐阜・多治見】
大石家:ラーメン並なのに厚み1.5cm程のチャーシューが4枚。
それがウリのお店で行列店。でもそのチャーシューが固い。
麺は柔柔。全体としては普通。「ゆーみん」の方がいい。
信濃屋:店内にメニューがない。「ラーメンください」と言ってみると
「支那そばですね?」と、、、、。
出てきたモノは、「一二三」の初体験時よりも衝撃的。
具は、刻みネギのみ。スープは、うどん用をちょっとアレンジ?
もともとうどんのお店だからしょうがないかな。
麺は、きしめんをもう少し薄くして、堅くしたようなモノ。
茹でて2回ほど水で締めていた(と思う)。
美味しいとは思わなかったが、経験としては大変貴重だった。
これをラーメンの範疇に入れていいのかどうか・・・。
会計時に値段を聞いてびっくり。800円・・・。
奈八屋:麺、焼豚、スープなど全て自家製。化学調味料は未使用。
あっさりスープに柔らかい手打ち麺。ここが一番遠かったが
多治見の経験としては、上記2軒でいいかなぁ。
【愛知・名古屋】
麺なかの:和風のさっぱり醤油味薄目。最初の一口は酸味があったが
すぐに気にならなくなる。麺が硬質のものを使っているが
スープを吸いやすい少し柔らかめくらいの方が美味しいので
はないか、と思った。スープは好きです。
【兵庫・三宮】
第一旭:神戸の「第一旭」は未食だったので食べてみました。
東京の「第一旭」は何度か経験があるが、なにしろ胡椒が効きすぎ。
麺もちょっと太めで堅い。
【大阪・なんば】
作の作:こんな所にあるお店を誰が発見したのやら。という場所にある。
知っていても入りにくい。しかし、味はいい。
味噌色のような豚骨醤油味。程良く柔い中太縮れ麺。
こってりしていそうで意外とさっぱりなスープ。
チャーシューは柔らかくて美味しい。この日、初の完食。
【和歌山・海南】
三勝:このお店も最初に入った人は勇気があったなぁ、と感心。
暖簾も看板もない。中華そばという提灯のみ。
麺は柔いけどコシのある二枚腰麺(不思議な食感)。
胡椒が効きすぎているが、少な目か抜きにすると美味しいと思う。
そうは言いながらも完食。
海映前そば:屋台のような風情。店内やや異臭が。おばさん二人がTVを
見ながらやっている。出てきた中華そばは、ちょっと臭いがダメ。
何の臭いなんだろう?スープは私にはちょっと薄い。
後で、ラーメン本を見たらここは○金というらしい。
和歌山のどこかのWebで絶賛されていた。
ラーメン本町:これまた入りにくい場所にあるお店。海南はどうして
こういうお店が多いのか・・・。ここは牛骨スープのお店。
固めの麺。ダシが牛乳のように白い。そこに醤油タレを加えたモノ。
全体的に牛臭さが支配しており、ちょっと好みではない。
面白い味だとは思う。
【和歌山・和歌山】
一鬼:ラーメン本を入手して、行ってみたお店。ちょっと失敗。
隣にある「赤鬼」(居酒屋?)の同経営だろう。
インスタントっぽいスープ。店員は若いバイト風の女性二人のみ。
麺・具を片づけて、すぐ次へ向かう。
福井食堂:ここが和歌山の歓楽街か(笑)。ソープ街にある定食屋さん。
なぜに、こんなところでラーメンを・・・・、と考えると侘びしい。
しかし、意外と美味しいのだ。でも、ここも胡椒が効きすぎ。
ラーメンよりご飯物を食べている人が多い。
伊佐味:ラーメン本で近場を探したのが失敗。昼はラーメン、夜は
居酒屋の“二毛作営業”店。それなりのラーメンでした。
【奈良・奈良】
無鉄砲:なぜ奈良にこんなにこってりスープのお店が?と思うほど。
まったりしたスープに中太縮れ麺がよく絡み美味しい。
柔らかすぎるのがちょっと残念。店主が麺の茹で具合を見て
店員に注意していたので、いつもはこうではないのだろう。(悲)
チャーシューは脂身多いけど美味しい。完食。
店員が少ないのでインターネットをやっていた(多分)店主は、
なかなかいい人だった。どうせなら話をしてくれば良かった。
【京都・城陽】
第一旭:たかばしに次いで2番目に出来たらしい支店。
ここが一番、という声を聞いたこともあったので行ってみた。
日によって違いもあると思うが、この日はやや水っぽかった。
作るところを見ていなかったが、湯切りが不十分だったのでは?
神戸との関係を聞いてみると「昔は同じだったと聞いてます」
とのこと。
【静岡・浜松】
ハングリータイム:雑誌・新聞持ち込み不可、という珍しいお店。
その真意は、出てくるまでが異常に早い。前の分を多めに間違えて
作ってそれを出してきたのかと思ったくらい。次に来た人も
素晴らしく早かった。雑誌によると注文から3分で出すのが
モットーらしい。9割が塩チャーシューを頼むらしいので私も。
ちなみにここは塩味しかない。店内には“浜松NO1”と書いてある。
今回の旅、15杯目にして今回一番好みのラーメンに出会った。
ニンニクと生姜がかなり効いている半透明の塩味。完食。
チャーシューは直系12-13cmのバラ巻きチャーシューが3枚。
こちらは期待ほどではなかった。次回は、普通のラーメンでもいい。
あと3軒ほど、候補店を用意していたが、新幹線の時間の関係でここで終了。
A(また行きたい):ハングリータイム・作の作・無鉄砲
B(なかなか美味しい):三勝・福井食堂・麺なかの
C(普通)・大石家・信濃屋・奈八屋・第一旭(三宮)・第一旭(城陽)
D(好みじゃない):伊佐味・一鬼・海映前そば・ラーメン本町
E(残した):今回はなし。
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